2005年04月10日

文壇って、これでいいのだ?!



パンク右翼を自称する福田和也と、古くさい私を自認する坪内祐三による迷タッグ、『文壇アウトローズ』の対談集。
本書の主張を、それこそ乱暴に要約すれば「文士たる者、無頼たれ」…かな?
暴論とタイトルが付いていますが、言っていることは意外とマトモ…と言いますか、文壇という異世界の「常識」は、世間一般の「良識」とは違いますので、これでいいのだ?
対談シーンは毎回毎回、庶民とは無縁の美食に大量の酒。そればかりが印象に残ってしまう一冊です。
文芸書が売れないと言われて久しい今日ですが、文壇に不況という語彙は無いのでしょうか。

(4月9日読了)


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750年前の殺人事件に挑む!



『ハサミ男』で鮮烈なデビューを飾った、殊能将之。以降は主に、ヘッポコ探偵・石動戯作を中心とした、おバカなようで先鋭的なミステリ作品を生み出しています。
本書『キマイラの新しい城』も、中世の古城を移築したテーマパークの社長が、750年前の城主の霊(?)に取り憑かれてしまうという、奇妙奇天烈な事件をめぐる物語です。
中世の魔法使いに扮した石動探偵になりきって、脱力しながら読みましょう!

(4月1日読了)
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