2005年04月24日

反日の現場を行く


連日報道される、中国での反日デモ。背景には日本の教科書採択問題と小泉首相の靖國神社参拝があるとされています。
周知の通り、井沢元彦氏はいわゆる自虐史観批判派の代表的人物であり、その立場を“偏っている”と言う人もいるでしょう。ただ、中国の反日行動の理由が日本の歴史教科書の内容にあるのなら、当の中国の歴史教育はどうなっているのかを問うことも必要です。
本書では中国の南京大虐殺記念館、韓国の独立門などの反日教育の拠点を実際に訪れます。そして中国で反日教育が強化されたのは実は最近(江沢民政権下)になってからであること、人民日報の記事で信用できるのはタイトル(人民日報)の四文字だけであることなどが明かされます。
また、四方を囲む海が異国の侵略を防いできた日本と違い、常に大陸勢力の脅威に晒されてきた朝鮮半島が、日本の侵略行為を強く非難するのは当然と言えば当然かもしれません。しかしながら反日教育が自由に歴史を論じること自体を阻んでいるのは、日韓双方にとって不幸なことです。
(4月24日読了)


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・民俗交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

♪ずいずいずっころば〜し

すべての美人は名探偵である
鯨 統一郎
光文社 (2004.12)
通常24時間以内に発送します。

邪馬台国○○県説を唱えた邪馬台国はどこですか?に登場する若き歴史学者・早乙女静香と 、九つの殺人メルヘン で童話にちなんだアリバイ崩しを披露する女子大生・桜川東子。二人の名探偵が古文書をめぐる殺人事件に遭遇します。
その古文書には徳川家の歴史をひっくり返す新事実が記されており、謎を解く鍵は童謡「ずいずいずっころばし」にあるという。
今回は一体どんな珍説が飛び出すのか・・・鯨統一郎の「偽史ワールド」を堪能できます。
(4月23日読了)
posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 01:34| Comment(1) | TrackBack(1) | 文学・小説交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

皮肉屋さんたちのニッポン

嗤う日本の「ナショナリズム」
北田 暁大
日本放送出版協会 (2005.2)
通常24時間以内に発送します。
この本の主題は「ナショナリズム」ではなく「嗤う」にあります。“笑う”ではなく“嗤う”・・・皮肉を込めた冷笑。
60年代(〜70年代初頭)は連合赤軍、70年代は糸井重里、80年代は田中康夫、90年代はナンシー関を代表として、(主に若い世代の)日本人のアイロニカルな批評精神の推移を、70年代生まれの著者が分析します。
著者と同世代の私ですが、実はあとがきで綴られる彼のメディア体験を殆ど共有していないんですね。それとも私が皮肉屋さん?
(4月23日読了)

posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・思想交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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