2005年11月13日

藝術の秋ですね。

秋といえば、芸術の秋。
しかし、芸術といっても幅広くあります。美術、音楽、演劇…
美術に絞っても、絵画、彫刻、建築…
教科書でおなじみの古典的名作もあれば、良くわからない現代アートもあり。こんな時は、誰かにガイド役を頼むのが一番です。


布施英利(ヒデトと読む)は、美術表現にあたって人体や生物の構造を研究する美術解剖学が専攻で、養老孟司のもとで学んでいます。
歴史上の人物から現在活躍中の作家まで、50人を紹介。絵画、彫刻から建築や映像の分野にまで及びます(紹介に割くページ数から、それぞれの作家に対する思い入れの深さがわかります)。
彼の出発点はやはり、解剖を通して人体表現を追及した、レオナルド・ダ・ヴィンチです。美術作品とは、脳を通して見た世界を表現したものであるとする、布施英利。ありきたりな言い方ですが、理科系の視線による作家ガイドです。
(11月13日読了)
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posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 22:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 芸術・娯楽交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

事件記者の目・キツネの目

母親に毒を盛った高校生。
同級生をメッタ刺しにした高校生。
最近、痛ましい少年犯罪が続発しました。
統計上、少年犯罪の件数が急増している訳ではありませんが、少年による不可解な事件が多いことも確かです。

殺人率
宮崎 学著 / 大谷 昭宏著


この本は『お茶の間に、ちょっと理科系な話題でも。』 の管理人であるオオクボ様から、普通の人にはオススメ出来ない本として紹介されたものです。私は普通の人ではないのかな…?(笑)
血気盛んで悩み多き若者世代の殺人および自殺が多いのは世界共通の傾向ですが、唯一わが日本は、若者よりも団塊世代が殺人・自殺ともに多いという、特異な現象を示しています。
その背景にあるものは何なのか。キツネ目のアウトロー・宮崎学と、事件記者として数多くの現場を目の当たりにした大谷明宏が、危険なトークを繰り広げます。
日本の若者の殺人率は低いが、なぜ動機が不可解なのか。団塊の世代は、なぜ自殺を選ぶのか。二人のトークは、個々の事件の分析よりも、日本型管理社会論へと向かいます。
学生運動経験者の宮崎は、言います。これから内ゲバという時に一番勇ましいことを言う奴は、いざという時に姿を隠してしまう奴。肝に銘じておきましょう。
(11月12日読了)
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posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 21:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・思想交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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