2006年11月16日

純ちゃんの不純な素顔

2006年9月、自由民主党総裁任期満了とともに内閣総理大臣を退任した、小泉純一郎氏。
自民党総裁就任時に「自民党をぶっ壊す」と宣言、自らの方針に反対する者を抵抗勢力と呼び、郵政民営化法案に反対した議員の選挙区に「刺客」を送り込むなど、従来にない政治手法で日本政治史に大きなインパクトを残しました。

小泉純一郎とはいかなる人物で、小泉政権とは一体なんだったのか?
小泉氏と同じ1961年に慶應義塾大学経済学部に入学し、クラスは同じK組だったという正真正銘の同級生であり、しかも政治家としても非常に近い位置にいた人物がいます。
経済人類学者で元衆議院議員の栗本慎一郎氏です。


(↑なんとこの本、企画・構成はキツネ目の男こと宮崎学氏です)

大学時代の小泉氏は、とにかく存在感の薄い人間だったそうです。
小泉氏の言動は、短い単語を繰り出すワンフレーズ・ポリティクスなんて呼ばれましたが、あれは故意にやっているのではなく、そもそも語彙が少ない、コミュニケーション能力に欠陥があると栗本氏は評しています。
また、小泉氏には周囲の人間を「敵か味方か」で分類する傾向が強いようで、それを端的に表しているのが「抵抗勢力」や「刺客」という言葉です。
前半は小泉氏個人の暴露本的な内容となっています。詳細は割愛しますので、興味のある方は本書を手にとってみてください。

私が興味を持ったのは、小泉政権の陰のご主人様「国際資金資本」についての章です。
国際資金資本とは栗本氏の造語で、なぜ「国際金融資本」と呼ばないかというと、金融業を営まず、ただ単に大量の資金を持った勢力だからです。具体的にはロスチャイルド家とつながりの深いシフをはじめとするユダヤ系資本を指しています。
端的に言うと、小泉政権とは日本経済の豊かさの象徴であった大多数の中流層を搾取し、国際資金資本勢力に売り払ったのだと指摘します。
なんだか陰謀論めいていますが、今後の書物との交遊のなかで検証する機会があることでしょう。

今後の政局のキーパーソンについて。
栗本氏が最も注目するのが福田康夫氏です。福田氏がこのたびの自民党総裁選に出馬しなかったのは、深い思慮があってのことと見ています。そして、強い信念と国家観を持つと評する小沢一郎氏です。
さらに栗本氏は、国際資金資本勢力をバックにした小泉再登板構想がありうると見ています。

栗本氏の政局を占うキーワードは「福田氏VS国際資金資本勢力」です。

(11月14日読了)


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 00:35| Comment(2) | TrackBack(1) | 政治・経済交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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