2007年10月01日

未知への挑戦、50年。

1957年10月4日、人類初の人工衛星スプートニク1号がソビエト連邦によって打ち上げられました。
人類による宇宙開発がスタートして、まもなく50年になります。

私の記憶にある最も古い読書体験のひとつは、あかね書房から発行された「少年少女20世紀の記録」シリーズの第1巻『地球は青かった』です。言うまでもなく人類最初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンの物語であります(同書には、初期の宇宙ロケット開発物語も併録されていました)。
小学生の頃は、ヴォイジャー1・2号による木星と土星の探査成果のテレビ中継に、連夜夢中になりました。木星にも輪があったり、新しい衛星が次々と見つかったりと、驚きの連続でした。
松井孝典氏が進行役を務めた『パノラマ太陽系』は再放送まで繰り返し見たお気に入り番組でしたし、故カール・セーガン氏が出演した『コスモス』も見た記憶があります。
そして1981年には、宇宙と地球を何度も往復できるスペースシャトルが初飛行に成功。鉛筆みたいなロケットの先端に飛行士が押し込められていたのが、飛行機のように滑空して地球に戻って来れるようになったのです。翼を持ったオービターの姿は、未来の象徴のように思えました。
またあの頃には、原子力炉を搭載した旧ソ連の衛星コスモス954号、アメリカの宇宙実験室スカイラブが地球に落下する騒動もありました。



宇宙開発の50年

人類の宇宙への挑戦を一冊にまとめたこの本には、歴史に残る人工衛星や探査機が100余り登場。華々しい成果を挙げたものもあれば、無残な失敗作も少なからずあります。
宇宙旅行の時代を身近に感じさせてくれたスペースシャトルについても「使い捨てロケットの有用性は今日でも失われておらず、コストもリスクも高すぎる」として、本書の評価は冷ややかです。

小学生の頃には、20世紀中に人類が火星に到達する未来予測もありましたが、実現するのは随分先のことになりそうですね。
人類が月面の地を踏んだのは、1972年のアポロ17号が最後となっています。
今年9月14日、日本の月探査衛星かぐや(SELENE)が打ち上げられました。12月には観測が始まります。かぐやがもたらす新発見に大いに期待しましょう!

(9月30日読了)

【不純文學交遊録・過去記事】
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スーパースターBest20
2005年は宇宙の年



posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 19:52| Comment(4) | TrackBack(1) | 科学技術交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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