2007年12月02日

5次元は、どこにある?

タテ・ヨコ・高さからなる、私たちのすむ3次元空間。それに時間軸を加えると4次元となります。

「私たちのすむ3次元世界は、目に見えない5次元世界に組み込まれている」
5次元世界が存在すると提唱し、世界中の注目を集める科学者がいます。ハーバード大学のリサ・ランドール博士です。



リサ・ランドール異次元は存在する

では5次元を視覚化するとしたら、どんな世界なんでしょう。
ランドール博士は、私たちの3次元世界は5次元世界の膜に貼りついた水滴のようだと言います。3次元世界の住人は5次元世界へ行くことはもちろん、見ることも感じることもできません。
是非とも立体模型で見てみたいですね。

見ることも感じることも出来ない世界なんて存在しないのと同じ、考える意味があるのだろうか…と思うのですが、ここに「消える粒子」という問題が存在します。
粒子加速器で粒子同士を超高速で衝突させ、飛び散った粒子のなかに姿を消したものがあるなら、その姿を消した先が5次元の世界だと考えられるといいます。
スイス・ジュネーブに建設されているLHC(ラージ・ハドロン・コライダー)と呼ばれる、円周27kmもの巨大な粒子加速器。2008年から始まる本格実験は、私たちの世界の外に新たな世界が存在することを証明するのでしょうか。

この本はNHK-BSで放送された「未来への提言」という番組が元になってます。
ランドール博士にインタビューするのは、宇宙飛行士の若田光一さんです。内容は5次元世界にとどまらず、宇宙全般やランドール博士の科学者人生に及びます。
私は5次元世界よりも、ダークマター・ダークエネルギーの方に興味があります。宇宙は光り輝く銀河の星々よりも、光を発しない見えない物質が大部分を占めているというのです。

「理論物理学の研究って実生活に役立つの?」と疑問を持たれる方は多いでしょうが、カーナビゲーションに用いられるGPS(Global Positioning System;全地球測位装置)の正確さは、アインシュタインの相対性理論のおかげなのです。
異次元世界の研究でも、なにか私たちの生活に役立つ発見や発明があるかもしれませんね。

(11月26日読了)


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然科学交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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