2008年07月31日

新型プリウス・スクープ写真【エクステリア】

【次期プリウス】最新スクープはこちら




2009年春にフルモデルチェンジが予定されている次期型(3代目)プリウスのスクープ写真をいち早く紹介した『不純文學交遊録』。
第一号スクープ写真は後ろ姿でしたが、ついに新型プリウスのフロントビューが捕捉されました。『WorldCarFans』の記事です。
Toyota Prius Shows Next Gen Body for First Time

ボディ全体が偽装されているのでヘッドライトの形状は判りませんが、プロジェクター型のユニットがいくつか並んでいます(LEDではなさそう?)。
当時、LEDヘッドライトはレクサスLS600hが採用する3連式しかなく、テスト車は2連式だったのでLEDではないと思いましたが、のちに低コストな2連式LEDヘッドライトが実用化されたことを知りました。

ウインカーはバンパー埋め込み式のようです。フロント中央部がフォルクスワーゲン・ゴルフGTIのように黒いのは、何の車種か判らないようにするための偽装でしょう。
アルミホイールは、以前紹介したテストカーと同じデザインです。スポーツグレードに17インチが採用されるのは確実。生産は光生アルミニューム工業が担当します。
トヨタの新型プリウス 苫東でホイール生産 光生アルミ

テストカーのサイドビューを見ると、4輪ディスクブレーキになっています。現行プリウスの後輪は、燃費に配慮してドラムブレーキ(ディスクブレーキだと引きずりが発生するため)。ちなみに現行型でも、欧州仕様は4輪ディスクブレーキを採用しています。
サイドウィンドウのグラフィックは、前後の三角窓をカバーして現行型のように見せかけていますが、実際にはフロントの三角窓はもっと前まで伸びています。新旧を判別する特徴的な部分なので、隠しているのでしょう。
全体がカモフラージュされており、このままのボディラインでデビューするとは言えませんが、リアウィンドウが平面的であることからも、現行型よりは直線的なスタイリングであると思われます。

当blogは書物との交遊の日々を綴っているのですが、最も多い検索ワードは「プリウス」です。次期プリウスへの余りの関心の高さに、納期がどのくらい掛かるのか早くも気になってきました。
7月25日の『日刊工業新聞』によれば、新型プリウスの生産体制は07年比70%増の月間4万台で、さらなる増加にも備えるとのこと。これでひとまず安心…
トヨタ、新型「プリウス」の生産増へ生産体制再編

プリウスの型式は初代前期型が「NHW10」、初代後期型が「NHW11」、現行型が「NHW20」です。NZ型エンジンのハイブリッドにプリウスのシャーシ形式「XW」で「NHW」となります。
最新ハイブリッドモデルのレクサスLS600hは「UVF45」。これはUR型エンジンのハイブリッドにLSを示す「XF」の組み合わせ。エンジン型式の末尾が「R」のハイブリッドの場合、真ん中の文字は「V」になるようです。
次期型プリウスのエンジンが1.8リットルの2ZR型であるならば、型式は「ZVW30」になると思われます。

【不純文學交遊録・過去記事】
新型プリウス・スクープ写真【2008年7月】
新型プリウス・スクープ写真【2007年9月】
新型プリウス、発売延期。
続報…新型プリウス?「ハイブリッドX」
新型プリウス?「ハイブリッドX」


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2008年07月28日

ハリー・ポッター、最後の戦い(上)

世界的なベストセラー、J.K.ローリング氏のハリー・ポッターシリーズがついに最終巻を迎えました。
7月23日に発売となった第7巻の邦訳。第4巻からは上下2分冊になっているので、計11冊の大長編です。

第6巻は、衝撃的な結末でした。ホグワーツ魔法学校校長であり最も尊敬される魔法使い、アルバス・ダンブルドアがこの世を去ったのです。
ダンブルドアの命を奪ったのは、魔法学校教授のセブルス・スネイプ。闇の魔術師ヴォルデモートに対抗する組織「不死鳥の騎士団」の一員でありながら、密かにヴォルデモートと通じていました。そして第6巻のタイトルでもある「謎のプリンス」とは、スネイプのことでした。



ハリー・ポッターと死の秘宝

7月31日、ハリーが17歳の誕生日を迎えると、亡き母がつけた「血の護り」の呪文が消えます。不死鳥の騎士団は、それまでにハリーを安全な場所へ移動させねばなりません。
周到な準備を重ねた不死鳥の騎士団でしたが、ハリーが育ったダーズリー家を出て間もなく、ヴォルデモートたち「死喰い人」が襲いかかります。
ハリーの学友、ロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーは、どんな危険が待ち構えていようともハリーと行動を共にすることを誓います。

魔法使いたちの世界を司る魔法省は、ヴォルデモートの支配下に。魔法省は純血主義を唱え、マグル(一般人)出身の魔法使いに対する弾圧を始めました。
魔法界のメディア・日刊予言者新聞は、英雄ダンブルドアの忌まわしい過去を暴く記事を書くようになります。ダンブルドアは家族を不幸に陥れた、闇の魔術師と親交があった…などなど。

ハリーたちは死喰い人の追跡を逃れながら、ヴォルデモートが不滅の魂を保存した分霊箱を破壊するために動きます。
ダンブルドアが三人に託した遺品に、分霊箱を探し出す手がかりはあるのか。
そしてダンブルドアがハリーたちに明かすことのなかった、隠された過去とは…?

(7月28日上巻読了)

【不純文學交遊録・過去記事】
半純血のプリンスとは…(下)
半純血のプリンスとは…(上)
今さらですが…
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2008年07月20日

いつか石油が無くなる日

今年(2008年)1月、ニューヨークの原油先物市場価格は史上初めて1バレル=100ドルを突破しました(1バレル=158.987295リットル)。
7月に入って原油価格は、ついに145ドルを記録。このところ下落しているものの、依然として高い状態にあります。

原油高の背景には商品市場への投機マネーの流入、新興国の経済成長による石油需要の伸びが挙げられます。今のところ、石油が不足しているわけではありません。
しかしながら近い将来、石油の生産量が頭打ちになり、需要の伸びを満たせなくなる日が来るとの予測があります。それがピークオイル論です。



地球最後のオイルショック デイヴィッド・ストローン 著

石油産出量がピークに達すると、その後減少に転じ、二度と上昇することはない。
ピークオイル論は、1956年にマリオン・キング・ハバートが米国石油協会で発表した論文に端を発しています。ハバートの予言どおり、アメリカの石油産出量は1970年以降、減少に転じたのでした。
ピークオイルは石油の枯渇ではありませんが、石油の埋蔵量の半分が採掘されたことを意味し、その後は石油を増産することは不可能です。
石油業界は既にピークオイルが近いことを認識しており、それは2010年代の半ばに訪れると考えられています。

石油に代わるエネルギーを手に入れることは、人類の大きな課題です。
水素・風力・太陽光などの研究がなされていますが、水素の生産には大量のエネルギーを消費し、風力で電力をまかなうには膨大な数の風車、太陽光発電には想像を絶する面積のソーラーパネルが必要となります。代替エネルギーに対する本書の展望は、かなり否定的です。
石油は燃料のみならず、原料(プラスチック)としても広く用いられています。植物からプラスチックを製造することは可能ですが、それには大量の穀物を転用することになり、バイオ燃料と同じ問題を抱えることになります。
農業生産に石油が欠かせないことも、忘れてはなりません。現代文明は、石油なしに成り立たないのです。

著者デイヴィッド・ストローン氏はイギリスのジャーナリストで、本書の執筆にあたり世界の石油関係者170余名に取材したといいます。イラク戦争の舞台裏から代替エネルギーの展望まで、石油をめぐる世界の動きを追った読み応えのある一冊です。
埋蔵量の豊富な石炭や天然ガスの利用は、石油よりも二酸化炭素の排出量が増えるから良くないとの主張は、いかにもIPCC発祥の地であるイギリスの人ですね(笑)

食糧・エネルギー問題は、地球温暖化よりもはるかに重要です。
いまも地球の人口は増え続けており、新興国の経済成長によりエネルギー消費は増加の一途をたどっています。
人類の歴史の大部分は、化石燃料なしでやってきました。化石燃料が枯渇しても人類は生きて行けますが、維持できる人口はかなり少なくなるでしょう。
文明を永続させるためには、もしかすると人類の二人に一人は安楽死を選択せざるを得ない時代がやって来るのかもしれません。
あるいは、人類はこのままエネルギーを過剰に消費し続け、狂乱のさなか滅亡に至るというバタイユ的世界観も、私は否定しませんが。

(7月20日読了)

【不純文學交遊録・過去記事】
パイプラインの国際政治学
よ〜く考えよう、石油は大事だよ♪


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2008年07月16日

新型プリウス・スクープ写真【2008年7月】

【次期プリウス】最新スクープはこちら

私は現在、プリウス(NHW20前期型)と交遊中。
日々、次期型(三代目)プリウスの情報を追っています。

プリウスのフルモデルチェンジは、2009年春(4〜5月頃)と予想されています。
バッテリーはリチウムイオン電池ではなく、信頼性を重視して現行のニッケル水素電池が継続される模様なのは、すでにお伝えした通りです。
7月7日の日本経済新聞は、一面で次期型プリウスにソーラーパネルが採用されることを報じていました。
ハイブリッド車「プリウス」、太陽光発電を搭載 トヨタ
トヨタ、ソーラーパネルを装着した「プリウス」を計画
ただし走行用のバッテリーではなく、空調に必要な電力を供給するためのようです。
(かつてマツダ・センティアに、太陽電池で換気するソーラーベンチレーションが装備されていました)

一番気になるのは、新型プリウスのスタイリング。
以前ご紹介した次期プリウスのテストカーは、現行型のボディにオーリスのフロントを組み合わせたものでした。
今回は新型ボディのテストカーと思われる、スクープ写真を海外サイトで発見しましたので、ご紹介いたします。

2010 Toyota Prius Caught Semi-Silently Prowling Streets Of San Fran?
flickr 2009/2010 Toyota Prius Spy Shot

現行プリウスと前後に並んだ、偽装されたテストカー。
サイドにシャープなプレスラインが走っているのが特徴です。
フェンダーはワイドになった感じがします。
現行型で不満の声が聞かれる後席の居住性にも配慮したのか、ルーフはさほど後ろ下がりではありません。
ホイールもインチアップされています。
国内の自動車雑誌に掲載された予想イラストと、結構似ていますね。
ニューモデルマガジンXの予想イラスト@
ニューモデルマガジンXの予想イラストA

これぞ正真正銘、3代目プリウスのスクープ写真第1号?
それとも真っ赤なニセモノか?
(だったらゴメンナサイ…)

【不純文學交遊録・過去記事】
新型プリウス・スクープ写真【2007年9月】
新型プリウス、発売延期。
続報…新型プリウス?「ハイブリッドX」
新型プリウス?「ハイブリッドX」
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2008年07月14日

温暖化詐欺にご用心!(後編)

海へ向かって崩落する氷河や、永久凍土上の傾いた家屋。
地球温暖化の危機を訴える映像を求めて、日本のマスメディアはアラスカの赤祖父氏のもとへやって来ます。
しかし氷河の崩落は、北極圏で日常的に起こっている現象です。永久凍土の上に直接建てられた住宅は、暖房によって氷が融けて崩壊したのでした。
海氷に乗って漂流するホッキョクグマの映像は、氷床の縮小によって生活圏が奪われたホッキョクグマが絶滅に瀕しているのだと訴えます。しかしホッキョクグマは、現在よりも温暖な時代をも生き延びてきたのです。
マスメディアには、地球温暖化に関する誤った情報が溢れています。温暖化によって台風やハリケーンが増えたというデータもありません(ハリケーンの被害額が大きくなったからといって、ハリケーンの風力が強くなったわけではない)。



正しく知る地球温暖化 赤祖父俊一 著

二酸化炭素の増加によって地球が温暖化したのではなく、地球の温暖化によって二酸化炭素が増加したのだとする研究もあります。
しかし20世紀半ばからの二酸化炭素の増加が、人為的要因であるのは間違いないでしょう。たとえ二酸化炭素の増加が地球温暖化に与える影響がわずかだとしても、このまま一方的に大気中の二酸化炭素が増え続けて良いとは思いません。
また化石燃料の埋蔵量は有限であり、地球が温暖化する・しないに関わりなく、エネルギー消費は削減すべきです。

食糧危機、水不足、森林破壊、エイズなどの感染症、新興国の大気汚染…これらは地球温暖化の影響で将来起こるとされる問題ではなく、すでに目の前で起こっています。世界には人類が優先して取り組むべき課題が、他に数多くあるのです。
地球温暖化の原因が二酸化炭素ではなく自然変動だとしたら、なおさらのこと。人類は地球の気候システムに、力ずくで立ち向かえとでも言うのでしょうか。自然変動による温暖化には、順応するしかないのです。
二酸化炭素の排出削減は、省エネルギーに取り組みましょうと言えば済むことです。排出権をめぐる合意に至らない国際会議に、時間と資金を浪費している場合ではありません。取り組むべきは持続可能なエネルギー資源の開発なのです。
北海道洞爺湖サミットは、世界各国が長期的な温室効果ガスの削減目標を共有することで合意し、具体的な数値目標は盛り込まれませんでした。
具体的な成果がなかったことを、大きな成果だったと評価すべきでしょう(笑)

私は反エコロジストではありません。
地球温暖化を科学的に論じるべきだと訴えています。
そして誤った環境政策に、国益が浪費されることを憂えているのです。
国益とは国家の威信でも、政治家や官僚の利権でもありません。わたしたち国民ひとりひとりが納めた税金なのです。
日本の政界には、地球温暖化の科学的根拠に疑問を感じる政治家はいないのでしょうか。日銀の総裁人事にあれほど抵抗した野党からも、温暖化対策そのものへの異論の声は聞かれません。
そして今日もマスメディアは、地球温暖化の危機をひたすら報じています。

本書は「地球温暖化プロパガンダ」が多用する、氷河の崩落やホッキョクグマの映像ほどには解り易くないかもしれません。
しかし、わずか180ページの気軽に読める本です。
世界のアカソフが迷える日本人へ向けたメッセージを、是非お読みください。
ひとりでも多くの日本人が、地球温暖化の真実に目覚めることを願っています。

(7月7日読了)

【不純文學交遊録・過去記事】
温暖化詐欺にご用心!(前編)
地球温暖化は繰り返す(前編)
地球温暖化は繰り返す(後編)
マイナス6%の覚悟
地球の現代史・不確かな真実V
不確かな真実U
不確かな真実
悲観も楽観も、いけません。
ラベル:地球温暖化
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2008年07月13日

温暖化詐欺にご用心!(前編)

7月7日は七夕。
北海道の洞爺湖に、世界のリーダーたちが集結しました。
地球温暖化は深刻だ、二酸化炭素を削減せねばならないと。
私は星に願いました。
どうか人類が間違った方向へ進みませんように…

「地球温暖化に異論を唱えているのは、学界で非主流派のトンデモ科学者ばかりじゃないの?」とお思いのあなた。
「実際に北極では、温暖化による数々の異変が起きている。科学者は現場を見ていないのでは?」とお疑いのあなた。
これからご紹介する赤祖父俊一氏は、アラスカ大学国際北極圏研究センターの所長を務めた、北極圏研究・地球電磁気学研究の世界的権威なのです。



正しく知る地球温暖化 赤祖父俊一 著

温暖化の影響が最も強く現れる北極を、赤祖父氏は世界の誰よりも熟知しています。
それに赤祖父氏は「地球温暖化」に異論を唱えているのではありません。
地球は温暖化しています!
しかし現在進行している温暖化のほとんどは、二酸化炭素の増加が要因ではないのです。
地球温暖化は、人類が化石燃料を大量消費する以前から始まっています。
現在に至る地球の平均気温の上昇傾向は1800年頃から見られますが、人為的な温室効果ガスの排出増加が顕著となるのは第二次世界大戦後の1946年以降です。
その間、1910年代から1940年代には温暖化、1940年から1970年には寒冷化しています。これらには二酸化炭素の増加との相関はありません。

地球の温暖化や寒冷化は、過去に何度も起こっています。
西暦1000年頃の中世は温暖期でした。紀元前500年頃と紀元前1000年頃は現在よりも暖かく、現在の温暖化が異常とはいえないことを示しています。
そして1400年頃から〜1800年頃、地球は小氷河期にありました。当時の絵画には、現在は凍ることのないロンドンのテムズ川でスケートをする人たちが描かれています。このような寒冷化の記録は、世界各国の史料に残されています。
現在の温暖化は、小氷河期からの回復現象とみることができます。地球温暖化の動かぬ証拠とされる氷河の後退も、実は1800年頃から始まっているのです。

しかしIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書に載せられた気温変化のグラフは1900年ごろから急上昇を描き、過去の温暖化は無視されていました。これが悪名高い「ホッケースティック」グラフです。
二酸化炭素の増加による地球温暖化を主張するIPCCのコンピュータ・シミュレーションには、過去の気候変動は考慮されていません。前提が間違っていれば、コンピュータが導き出す結果が正しいとはいえないのです。
IPCCは学会ではありません。IPCCはイギリスの科学者たちが国連に組織した機関ですが、背景にはイギリスにおける原子力発電の促進があったとされます。

1800年頃から現在に至る直線的な気温上昇の勾配は、100年間で0.5℃。これは自然変動によるものと考えられます。IPCCは、二酸化炭素の増加によって過去100年間で0.6℃気温が上昇したと推定しています。
気温上昇の自然変動を同定し、それを現在進行中の温暖化から差し引かねば、二酸化炭素の増加による温室効果を求めることはできません。現在の温暖化の6分の5は自然変動で、二酸化炭素の増加によるのはわずか6分の1なのです。
赤祖父氏は、自分の研究に対する批判は喜んで受けると発言しています。科学に論争は付き物です。論争することによって科学は進歩します。

本書は未解明の自然現象について論じることを避け、厳密な審査を受けて専門誌に発表された豊富なデータをもとに、現在の地球が小氷河期からの回復期であることを証明しているのです。

(続く)
ラベル:地球温暖化
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2008年07月07日

北海道洞爺湖サミット開幕

地球人類未来のために、

私たちは温暖化対策反対します!

※このメッセージに賛同される方は、ご自身のblogにコピペしてください。



正しく知る地球温暖化 赤祖父俊一 著



現代思想2007年10月号 温暖化の真実
ラベル:地球温暖化
posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 不純総合研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

宇宙を作ってみよう

小松左京賞受賞のSF小説『神様のパズル』が、映画化されたのだとか。
確か天才大学生が宇宙を作ろうとする話で、面白そうだなと思っていたのですが、ラノベ風の表紙が手に取るのを躊躇させていました。
これを機に読んでみましょう。



神様のパズル 機本伸司 著

綿貫基一(わたぬき・もとかず)は、必修科目を落としてしまって卒業が危ない、K大学の理学部4年生。
あこがれの保積(ほづみ)さんを追っかけて選択したゼミは、通してもらうのは厳しいことで評判の素粒子物理研究室です。

綿貫は、担当の鳩村教授から「ホミズさん」をゼミに連れて来るよう依頼されます。
K大学には飛び級で入学した16歳の天才少女・穂瑞沙羅華(ほみず・さらか)が在籍していました。建設中のコライダー(粒子加速器)“むげん”は、穂瑞が9歳のときに発表した理論をもとに設計されています。
一時はマスコミにもてはやされた穂瑞でしたが、今では大学の空気に馴染めずに、自宅に引きこもる毎日を送っているのでした。

16歳とは思えぬ人を見下した穂瑞の態度に、綿貫は終始圧倒されるばかり。教授の指令を断れない立場の綿貫は、気難しいを穂瑞をゼミに出席させることができるのでしょうか。
翌日、綿貫は橋詰と名乗る聴講生の老人から質問を受けました。「宇宙は無から生まれたというのは本当か」と。
綿貫は橋詰を連れて、ふたたび穂瑞のもとを訪れます。そして同じ質問を天才少女にぶつけたのでした。さらに橋詰は問います。「宇宙は無から生まれたのなら、人間にも作れるんですか?」

綿貫たちが今年のゼミの研究テーマについて話し合っていたところ、穂瑞沙羅華が突然、研究室に現れました。そして「宇宙の作り方」を研究しようと提案したのです。
穂瑞は言います。宇宙は無から生まれたと無批判に信じるのに、なぜ人間が無から宇宙を作るとなると出来ないと決め付けるのか。
ここに「宇宙は作れる派」と「作れない派」に分かれて、卒業単位を賭けたディベートが始まりました。

穂瑞沙羅華が相手の論理の弱点を突くディベートシーンや、宇宙創生のシミュレーションをプログラミングするシーンには、かなり熱くなりました。
宇宙論を扱うだけに意味の解らない物理学用語がたくさん出てきますが、それでも十分に楽しめます。
宇宙を知ろうとする行為は、私たち自身が何者かを問う行為なのです。

(7月6日読了)


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