2010年10月25日

夢の中へ



この世界は実在しているのか、それとも脳が見せる幻覚なのか。
古代支那の思想家である荘子は、有名な「胡蝶の夢」の一節で、自分が夢のなかでチョウになっているのか、チョウが夢のなかで荘子になっているのか分からないと語っています。

人はなぜ夢を見るのか

人はなぜ夢を見るのか

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人はなぜ夢を見るのか。
夢は何を意味しているのか。
人類が数千年に渡って問い続けてきた大いなる謎です。

近代になると、ジグムント・フロイトは夢を性的願望の現れだと考え、カール・グスタフ・ユングは夢に人類共通の集合的無意識を見出しました。深層心理学による夢の解釈の始まりです。
さらに科学の発達は、脳生理学によってヒトが夢を見るメカニズムを明らかにしようとしています。夢には、私たちの記憶を整理する機能があるのだとか。
本書は、人文科学と自然科学の双方からのアプローチを一冊にまとめた、夢の総合科学と呼べる内容です。

夢は目覚めるとなかなか思い出せないものですが、レム睡眠状態から起こされると覚えています。レム睡眠のレム(REM)とは「Rapid Eye Movement」の略で、眼球が急速に動いている状態です。
なかには自分が夢を見ていることを自覚し、夢の中で自発的な行動ができる人もいて、このような夢を明晰夢といいます。
私は、脳波を読み取って夢を録画する技術は可能なのかと夢想しています。

(10月18日読了)★★★


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然科学交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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