2011年01月11日

インディ・ジョーンズは実在した(後編)

アマゾンには黄金郷エル・ドラード(黄金を塗った人の意)があると信じられ、数多くの探検家たちが熱帯雨林の奥地を目指しました。
しかしエル・ドラードは未だ姿を現さず、飢餓や疫病、先住民の襲撃などで命を落とした者も少なくありません。

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1925年、イギリス人の探検家パーシー・ハリソン・フォーセットは、未発見の古代都市を求めて南米アマゾンへと旅立ちます。長男のジャック・フォーセット、ジャックの親友ローリー・ライメルとともに。
フォーセットは、過去に何度もジャングルから生還した、屈強なカリスマ探検家です。しかしフォーセット隊は、二度と戻ってきませんでした。
果たしてフォーセットは、未知の古代都市「Z」を発見できたのか。そして彼らの消息は…
この探検史上最大の謎に、多くの人々が挑んできました。ジャーナリストのデイヴィッド・グランも、そのひとりです。

本作は、伝説の探検家フォーセットの生涯と、現代のジャーナリストの視点が、交互に繰り返されます。
少数精鋭の人員と最低限の装備でジャングルに体当たりするフォーセットに対し、飛行機や無線機など最新装備の大部隊を率いる億万長者のライス博士。対照的なライバルが物語を盛り上げます。
ビクトリア朝の大英帝国は、科学が発展するとともに心霊主義が大流行しました。そんな時代背景もフォーセットの人生に影響しています。

フォーセットと親交のあったアーサー・コナン・ドイルは、恐竜が生き残るアマゾンを描いた小説『失われた世界』を着想しました。映画『インディ・ジョーンズ』(ハリソン・フォード主演)も、フォーセットがモデルだとされています。
時代を超えて人々を魅了するフォーセットの探検譚。本作(原題『The Lost City of Z』)は、ブラッド・ピットが映画化を進めています。こちらも楽しみですね。

(1月4日読了)★★★★★

【不純文学交遊録・過去記事】
インディ・ジョーンズは実在した(前編)
心霊探偵コナン
【関連サイト】
日経サイエンス2010年1月号(本書を読了後にお読みになることをおすすめします)


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・民俗交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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