2011年02月11日

この国のカタチ。(前編)

本日は、皇紀2671年の紀元節です。
紀元前660年、カムヤマトイワレヒコノミコトが、大和国橿原で天皇に即位した故事に基いています。

神武天皇は架空の人物だったかもしれませんし、実在したとしても、紀元前660年の即位に歴史学的・考古学的な裏付けはありません。しかしながら、私たちが日頃なにげなく使っている西暦にも科学的な根拠はありません。ナザレのイエスが生まれたのは紀元前4年です。世界中が納得できる科学的な暦を作るならば、ビッグバン紀元にするしかないでしょう。創造論者の猛反発は必至ですが(笑)。
日本の歴史を科学的に解明することは重要であり、建国記念日を批判するのは自由ですが、たとえ科学的根拠はなくとも、なんらかのカタチで国民が日本の歴史に思いを馳せる記念日はあるべきだと思います。

日本国の起源をめぐって避けて通れないのが、邪馬台国論争です。
私は歴史学で飯を食ってはいないので、邪馬台国が畿内でも九州でも(はたまた岩手県でも架空の国でも)構いませんが、3世紀の日本列島で一番大きな遺跡が邪馬台国であるとは限らないと考えています。
奈良県桜井市の箸墓古墳を卑弥呼の墓だとする説がありますが、やはり古代史の真相は古墳を調査しないと解らないでしょう。天皇陵でなくとも、陵墓参考地とされた古墳には立ち入ることができません。
発掘は、必然的に遺跡の破壊を伴います。ましてや天皇陵の発掘となれば、皇室の聖性を侵すものとして批判は避けられません。しかし、発掘しなくても出来る調査はあります。
宮内庁による陵墓指定には異論が多く、是非とも最新の歴史学の成果による見直しをお願いしたいものです。

その一方で私は、王権の聖性や祭祀の由来に、合理性や科学的な根拠は不要だと考えています。ですから仮に科学的調査の結果、皇室の祖先が渡来系だったり、皇位継承が万世一系でなかったりしても、私の皇室に対する敬意は変わりません。
つづく

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posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 不純総合研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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