2011年06月20日

地球規模のミステリ

密室だのアリバイだの、そんなせせこましい事件はもう飽きた。もっとスケールの大きなミステリが読みたいとお嘆きの貴方。
あるんです。地球規模のトリックを仕掛けた壮大なミステリが。

【送料無料】バミュ-ダ海域の摩天楼

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価格:945円(税込、送料別)



本作は『バミューダ海域のドラゴン』と『熱砂の摩天楼』の二話を収録。

極秘の最新機器を搭載したアメリカ空軍輸送機が消息を絶ちました。国家の威信を揺るがす事件を秘密裏に解決すべく、情報保安局総合調査課のリリー・クレメンタインは、ウェルズリー工科大学特任教授“Drショーイン”に接触を図ります。
リリーの前に姿を現した教授は、どう見ても子供。しかし“Drショーイン”こと松蔭クルトは、13歳にして工学・生物学・考古学・宇宙物理学など八つの博士号をもつ天才少年なのです。
輸送機が消息を絶った場所は、不可解な遭難事故が多発していることで名高い、かのバミューダ・トライアングル。そしてレーダーに映し出されたドラゴンの姿。輸送機を墜落させたのは、未知なる巨大生物の仕業なのか…
場所が場所だけに「さあ、ここから先はトンデモ全開か?!」と思いきや、事件は見事なまでにロジカルな解決へと導かれるのです。地球規模で仕掛けられた陰謀も圧巻。

後半の『熱砂の摩天楼』では、ショーインが考古学者ぶりを発揮。古代ペルーのシカン文明が遺した呪われたピラミッドの謎に挑みます。
超絶的なスケールの『バミューダ海域のドラゴン』を読んでしまった後では、サプライズ度はそれほどでもありませんが、こちらもサイエンスとミステリが融合した知的な謎解きを堪能できます。

(5月8日読了)★★★★


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 文学・小説交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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