2005年05月22日

庭園は宇宙なり




後醍醐天皇、足利尊氏らの帰依を受けた南北朝時代の禅僧・夢想疎石。彼の開山した天龍寺の庭園は、日本庭園を代表する名勝です。
禅の二大宗派は曹洞宗と臨済宗ですが、前者がひたすら坐禅あるのみ(只管打坐)の体育会系なら、禅の境地を造形に表すことに努めた後者は文化系禅と言えるでしょう。庭園のみならず、茶道・華道・能楽など数々の日本の伝統文化は室町期に育まれましたが、その担い手の多くは臨済僧だったそうです。
しかし、いくら高僧とはいえ、庭園の石を古墳から拝借してきたのは罰当たりなのでは…。
建築・デザインに興味のある方、京極夏彦鉄鼠(てっそ)の檻を読んで禅の世界を覗いてみたくなった方は、ご一読いかがでしょうか?
(5月21日読了)


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・民俗交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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