2006年02月19日

モノとココロ

紙や木や粘土などで色々なものを作った、小学校の図画工作の時間。またプライベートでも、プラモデルやジグソーパズルを作った経験のある方は多いと思います。
そんなモノ作りを楽しんだ、子供のココロに帰ることが出来る一冊です。



作家であり、大学の工学部助教授でもある森博嗣は、工作好きでも知られ、自宅の庭には自作のミニチュア鉄道が走っています。そして彼のガレージは書斎でもあり作業場でもあり、そこには愛車とともに、工作道具や模型のコレクションがズラリと並んでいます。
パソコン(Mac)にはじまって、手回しの計算機やスライド映写機、天秤、万力など。紹介される道具たちの多くは実際に彼が使っているものではなく、大学の粗大ゴミ置き場で拾ってきた、年代モノばかり。しかし、それらの古道具たちには、機能や材質をそのままカタチにした、素朴な美しさと重厚さがあります。
カラフルな道具や模型などの写真の数々は、すべて森自身がデジタルカメラで撮影したものです。そしてモノたちに触発されて書かれたエッセイが、デザインとは何かエコロジーとは何か進歩とは何かを考えさせてくれます。
私などは、写真を見ているだけで癒されてしまいました。森はエンジンが大好きだそうですが、私も蒸気エンジンの模型が動いている姿を、是非見てみたいものです。
(2月13日読了)

この本の舞台となった森家のガレージ建設の過程が、また面白いんですよね↓

アンチ・ハウス


森 博嗣著 / 阿竹 克人著



posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・娯楽交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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