2006年06月05日

半純血のプリンスとは…(上)

世界的ベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズの第6巻が、先月日本でも刊行されました。
シリーズは全7巻の構成となっており、最終章の原稿は、既に著者ローリングの金庫に仕舞われているそうです。


ハリー・ポッターと謎のプリンス



J.K.ローリング 作



上巻を読了したので、ご紹介。ネタバレは無いようにしているつもりです…

ハリーは16歳、ホグワーツ魔法学校の6年生となりました。
学校には様々な魔法の教科がありますが、闇の魔術に対する防衛術担当の教授は、なぜか毎年変わります。
今年も新しい教授が赴任しました。しかし、新任教授のスラグホーンの担当は、闇の魔術に対する防衛術ではありませんでした。では防衛術の担当教授は一体誰に…?

前巻でホグワーツ校長ダンブルドアにより、復活した闇の魔法使いヴォルデモートに対抗するための組織、不死鳥の騎士団が結成されました。騎士団にはハリーを目の敵にする、スネイプも名を連ねています。しかしスネイプは、どうやら闇の帝王側に通じているようです。

さて第6巻の原題は『Half-Blood Prince』であり、日本語版のタイトルも当初『混血のプリンス』と予告されていましたが、発売間近になって『謎のプリンス』へと変更されました。ローリングはMysterious Princeと翻訳することを許可したそうです。
ハリー・ポッター・シリーズの世界には、魔法族マグル(一般人)という区分が存在し、謎のプリンスはまず、半純血のプリンスという名前で登場します。
混血という言葉は差別的であり用いるべきではないとの配慮でしょうが、私としてはそれ以上に気になることがあります。
ハリー・ポッター・シリーズは、残酷ないじめや暴力シーンのオンパレード。イギリスの子供たちの日常って、こんなにヒドイのか?

(6月5日上巻読了)


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 18:37| Comment(4) | TrackBack(1) | 文学・小説交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
映画は観てるんですけど、小説は読んでません。山形浩生の書評がネットで読めます。
Posted by おおくぼ at 2006年06月07日 23:39
いつもマニアック(?)な本ばかりご紹介している当blogですが、時には超ベストセラーも取り上げます(笑)
第1巻を手に取った以上、最後まで読むしかありません!
どんな結末を迎えるのか、非常に楽しみです。
山形浩生のハリポタ書評・・・こちらも興味がありますね。
Posted by 管理人 at 2006年06月08日 12:52
Posted by おおくぼ at 2006年06月09日 01:03
↑山形書評、面白いですね!
ご紹介、有り難うございます。
ハリポタが単なる「魔法少年が活躍する勧善懲悪のおとぎ話」を超えた、複雑な世界観を描こうとしていることを高く評価しつつも、物語の着地点の困難さを予想していますね。
下巻はまだ読了しておりませんので、最新刊の書評は後日拝読します。
Posted by 管理人 at 2006年06月09日 23:01
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Excerpt: ロンの家には、ただ今客人がいます。 それも、とっても美しい女性! でもその女性は、ちょっと(どころじゃなく)協調性に問題があり、 ウィーズリーおばさんや、ギニーたちとうまくいっていません。
Weblog: あなたもサクサク洋書読破!〜「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
Tracked: 2006-08-25 14:44
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