2008年01月03日

2007年の一冊

当blogでは書評やランク付けはしていませんが(する能力がない)、新年の戯れということで、昨年交遊した書物のなかから最も印象的な一冊を挙げてみました。

昨年は、地球環境問題に関する啓蒙活動でアル・ゴア元米副大統領がノーベル平和賞を受賞し、映画『不都合な真実』も大ヒットしました。急激な原油価格の高騰やバイオ燃料の発売も、環境問題に対する世論の高まりに寄与したことでしょう。
その一方で『不都合な真実』の明らかな間違いが指摘されたり(例;北極の氷が融けた場合の海面上昇)、世間に流布する環境問題の通説に異を唱える本がベストセラーになったりしました。

人類の文明活動は大量のエネルギーを消費し、大量の廃棄物を生み出し、多くの生物の棲みかを奪ってきました。ただ、地球温暖化の主因はCO2の増加なのか、温暖化の人為的要因はどの程度なのか、ハッキリしない点もあります。
世界的なCO2削減への動きは歓迎すべきことです。地球が温暖化していようがいまいが、エネルギー消費が少なく廃棄物が少ないに越したことはありませんから。
しかし、科学的に間違っていることにはハッキリ「NO」と言うべきです。

不純文學交遊録・2007年の一冊は『北極圏のサイエンス』です。
著者はオーロラ、北極圏研究の世界的権威・赤祖父俊一氏。最先端の科学者の視点で、地球温暖化の真実を語ります。
美しいカラー写真が豊富で文章も易しく、科学読み物としても十分に楽しめます。

詳細は【不純文學交遊録・過去記事】不確かな真実





(管理人のひとりごと)
戦争が大好きなブッシュjr.大統領、ホワイトハウス実習生との「不適切な真実」を暴かれたクリントン前大統領に比べて、情報スーパーハイウェイ構想や地球環境問題に取り組むゴア元副大統領には知的でクリーンな印象を抱きがちですが、ゴア氏には自説に都合の悪い科学データの報道を妨害した疑惑があります。



アメリカの政治と科学

これぞ本当の不都合な真実です!
ゴア氏の過去や地球温暖化など、興味があるテーマだけつまみ読みしました。
科学が政治に左右された例が多数示されています。


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 13:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 不純総合研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。(以下省略します。)

そういえば、日本の某私立大学の先生が、環境問題の嘘と言う本でも話題になりましたね。

記事の終盤に書かれていることも、マスコミでは極力避けていたようにも見えます。



>科学が政治に左右された例が多数示されています。

の、「科学が政治に左右された」というフレーズを見て、ある会議で参加した科学者が似たようなことを言っていたそうです。

“覆水盆に返らず”という言葉もありますが、
後世の人がその過ちを正すのにどれだけの労力と時間を費やすのでしょうね。
Posted by XENA at 2008年01月03日 22:24
XENA様、あけましておめでとうございます。

『不都合な真実』は科学映画ではなく政治映画ですね。
Posted by 管理人 at 2008年01月04日 20:37
 お久し振りです。
今日はちょっと宣伝に来ました。
実は 1/21 から「裸言-LAGON-」
http://lagon.jp/
というサイトを立ち上げる事にしました。
コンセプトは「言葉のエンターテイメント」です。
頑張りますのでどうぞ宜しくお願いします。
Posted by 暖房 at 2008年01月10日 22:28
暖房様

複数のサイトを運営なさるとは、頭が下がります。
PCが復活しましたら拝見いたします。
Posted by 管理人 at 2008年01月13日 21:15
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