2010年01月03日

ドバイはヤバイ?

昨年11月25日、ドバイ政府が政府系持株会社「ドバイ・ワールド」の債務返済繰り延べを要請したことに端を発したドバイショック。
リーマンショックの再来かと騒がれましたが、急激な円高や株価の下落は一段落し、ひとまず世界経済は安定を取り戻したようです。
【参考】池田信夫blog 経済危機は資本主義の強さを証明した

ドバイにはまだ「燃える投資」があるのでしょうか?



ドバイの憂鬱

世界金融危機で、ドバイの不動産バブルは崩壊しました。ふたたび絶頂期に戻ることは困難でしょう。
しかし、バブルの沈静化で電力の供給不安がなくなり、原材料価格が低下したことでインフラ整備が成長に追い着くようになりました。むしろドバイの景気は正常化したといえます。
起業の容易い自由な商環境も、ドバイの好材料です。

湾岸諸国で最も経済成長力があるのは、世界一の天然ガス産出国であるカタール。教育・研究に力を入れ、金融機関の経営状態も良好です。
次いでサウジアラビアは、人口増加が続いており、今後も大きな不動産需要が見込めます。
ドバイと同じくUAE(アラブ首長国連邦)を構成するアブダビも、堅実な成長を続けています。

湾岸諸国にはドバイよりも有望な国があること、バブル崩壊で湾岸経済はむしろ健全化したとの報告は、本書で得られた有益な情報です。
ただ、同じような話題の繰り返しが多いですね…

(12月30日読了)★★★

【不純文學交遊録・過去記事】
よ〜く考えよう、石油は大事だよ♪


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 09:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 政治・経済交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小幡績さんの『すべての経済はバブルに通じる』にも書いてあるように、投資家はリスクが高くても、リターンが大きと予測できたなら、投資します。
そして、「赤信号みんなで渡れば怖くない」・・・・。

バブルの崩壊は、その逆で、できるだけ損を少なくしようとして、我先と逃げます。

ドバイのバブルは、砂上できた一瞬の楼閣だったのです。
Posted by おおくぼ at 2010年01月03日 10:20
 旧年中は大変お世話になりました。
 本年も大変世話になるのでよろしくお願いいたします。

 ドバイと言えば、世界一の高層ビルを建築すると息巻いていましたが、どうなったのでしょうね?
Posted by 金吾庄左ェ門 at 2010年01月03日 21:34
おおくぼ様

ドバイの人口は90%を外国人が占め、外国からの投資頼みで、経済が不動産業に偏っていて、全てにおいてバブルな国ですね。
カタールやサウジアラビアは、内需に基づいた経済成長で、堅実でしょう。

次はどの国でどのようなバブルが起こるのか、とても楽しみです(←不謹慎)。
「まだバブルに燃える投資があるなら、巨大な賭けを打てよ打てよ打てよ♪」(by機動戦士ガンダム)
Posted by 管理人 at 2010年01月03日 23:17
金吾庄左ェ門様、あけましておめでとうございます。
(何もお世話していませんが…)

世界一の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」は、いよいよ明日1月4日竣工です!
まだバブルの炎は消えていないのでしょうか…
Posted by 管理人 at 2010年01月03日 23:23
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