2011年01月30日

生命は宇宙で誕生した?(前編)

生命は、約40億年前に誕生しました。
無生物から生命が誕生したのはそのときだけで、現存する生物は原初の生命の子孫であると考えられます(生命の誕生が一度きりで、たった一個の細胞だったとは限りませんが)。
生命の誕生を再現しようとした試みとして、ユーリー・ミラーの実験が知られていますが、未だ生命を化学的に生成することに成功した科学者はいません。

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地球上で生命が発生するのは極めて稀な確率であり、地球の誕生から生命の誕生までの時間は十分ではないとする意見があります(もちろん、数億年もあれば十分だとする反論もあります)。
そこで原初の生命は宇宙で誕生し、隕石や彗星によって地球に飛来したのだとする説が生まれました。これをパンスペルミア説と呼びます(パン=汎、スペルミア=胚種)。

教科書的な常識を打ち破る新説・異説を好む私が、中学生の頃に読んで衝撃を受けた本が、フレッド・ホイルとチャンドラ・ウィックラマシンジによる『生命は宇宙から来た』(光文社カッパサイエンス)でした。特に面白かったのが昆虫に関する記述で、ショウジョウバエは地球上に存在しない波長の紫外線を見ることが出来るといいます。
昆虫は地球上で最も種類が多く、繁栄している生物です。卵→幼虫→蛹→成虫と劇的な変態を遂げる昆虫が、実はエイリアンなのだと言われると、つい信じたくなってしまいます(蛹を経ないで不完全変態する昆虫もいます)。

ホイルはイギリスの天文学者で、ビッグバン宇宙論に対抗する定常宇宙論の提唱者でした。彼はビッグバンの命名者であり、またSF作家としても知られています(つまりビッグバンとは、論敵側から付けられた蔑称なのです)。
『生命は宇宙から来た』の訳者は、科学雑誌『サイエンス』(現『日経サイエンス』)編集長の餌取章男。NHK総合テレビの児童向けニュース番組『600こちら情報部』の人気コーナー「なんでも相談」で、科学分野の回答者だった方です。

また、古い話になってしまいました…(笑)
つづく


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然科学交遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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