2013年10月13日

オシッサマのお渡り

10月12日から13日にかけて、福井市本堂町の高雄神社で市指定無形民俗文化財「オシッサマのお渡り」が行われました。神社に祀られている猿田彦大神と天鈿女命を、お旅所へとお渡しする神事です。
昔、人身御供の幼児を食らう怪物が現れ、村を恐怖に陥れました。そこへ猿田彦(または猿田彦の子孫を名乗る武士)と天鈿女がやって来て怪物を退治したことから、二神をお祀りしたのが「お渡り」の由来だそうです。
猿田彦は鼻王様(ハナオッサマ)、天鈿女は御獅子様(オシッサマ)と呼ばれます。天狗のような猿田彦が鼻王なのは分かりますが、なぜ天鈿女は獅子なのでしょうか?

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12日夜、高雄神社の「宵の宮」を出発した猿田彦と天鈿女。
猿田彦が先導し、子供たちが歌いながら行進。

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御獅子様=オシッサマを載せた車がゆっくりと進む。
背後では男衆が激しく太鼓を打ち鳴らしている。

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ゴールであるお旅所が近付くと、太鼓の撥捌きは一段と激しさを増す。
最後は猛ダッシュで、オシッサマはお旅所「待手の宮」へと駆け込む。

「待手の宮」で一夜を過ごした天鈿女と猿田彦は、翌日ふたたび「宵の宮」へと戻ります。13日の午後は所用(※)のため、残念ながらオシッサマの帰路を見ることはできませんでした。
※鯖江市まなべの館にて明治大学文学部・佐々木憲一教授(考古学)の講演「前方後円墳の誕生―鯖江今北山古墳の謎に迫る」を拝聴

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講演会後に参拝した高雄神社。
当然ながら、昼のお渡りは終了。

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福井市安居地区の総社である高雄神社。
その縁起は、奈良時代の僧・泰澄大師に由来する。

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高雄神社は文化財の宝庫。
鎌倉時代の石塔をはじめ、江戸時代の六地蔵灯篭と狛犬がある。


posted by 【電脳呆人】不純総合研究所 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 書を捨てて街へ出る会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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